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自社サイトから離脱させない予約体験をつくる

「予約ボタンを押したら、全然違うサービスのページに飛んだ」——そういう体験をしたことがある方は多いと思います。お客さまの立場からすると、少し戸惑います。

予約のために外部サービスへ飛ばすことは、それ自体は問題ではありません。しかし、自社サイトで丁寧に作り上げた世界観の中にいたお客さまを、突然まったく異なる場所に連れていくことは、体験の断絶になりえます。

離脱が起きやすいポイント

予約フローの中で、お客さまが迷ったり離脱しやすいポイントはいくつかあります。

  • 「予約する」ボタンを押したら全く異なるデザインのページに飛ぶ
  • 外部サービスへのログイン・会員登録が求められる
  • フォームが長すぎて途中で離脱する
  • スマートフォンで操作しにくい
  • 送信後に何の反応もなく、予約が通ったか不安になる

これらのうち、世界観の崩れが直接影響するのは主に最初の2つです。

「離脱感」を減らす設計の考え方

① 予約ページをサイト内に持つ

外部サービスに丸投げするのではなく、自社サイト内に「ご予約」ページを作り、そこにフォームへの導線を設置します。このページ自体はサイトのデザインで作られているため、お客さまはサイトの世界観の中で「予約の準備」ができます。

② 会員登録なしで予約できるようにする

多くの予約システムはアカウント作成を求めます。これがハードルになることがあります。Googleフォームを使った方法では、メールアドレスさえあれば予約できるので、余分な手続きが発生しません。

③ 送信後の体験を設計する

フォーム送信直後に「受け付けました」というメッセージを表示し、自動返信メールで詳細を届ける。この流れを整えることで、予約後の不安がなくなります。自動返信メールもサイトのトーンで書くことで、体験の一貫性が保たれます。

「離脱させない」より「離脱したくない」体験へ

技術的に離脱を防ぐことよりも、「ここで予約したい」と感じてもらえる体験をつくることの方が本質的です。

それは、サイト全体のデザインと言葉が一貫していること。予約フォームへの導線が自然な流れになっていること。フォームの質問が丁寧で、送信後に安心できること。

これらが揃っていれば、フォームがGoogleのものであっても、お客さまにとっては「このお店・この宿での予約体験」になります。

まとめ

自社サイトから離脱させない予約体験は、高機能なシステムよりも、「入り口・フォーム・送信後」の3点を丁寧に設計することで作れます。GoogleフォームとGASは、その設計の自由度を保ちながら、シンプルに実現できる選択肢です。

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